2009年1月22日

【ヴィリニュス】あたためますかー?

長らくご無沙汰していました、バルト三国旅行記続きです。

さて、リトアニアからラトビアへの移動日。
鉄道よりもバスが発達している国なので、我々もバス(ユーロライン社)の国際路線を利用する。
日本からオンラインで予約が出来るんだから便利な世の中になったもんです。
(もちろん、そんなものが整っていないマイナーなバス会社もあり、そういうほうが安いのだけど)
ヴィリニュス駅前にあるバスターミナルを10時発。ラトビア リガへの到着予定時刻は14:20。
昼食どきをはさむので、ホテルに最寄のスーパーでご飯を買っていくことに。

前にも書いたが、バルト三国のスーパー事情は旅行者には非常に助かる。
例えばこのスーパー、平日は7時から夜11時まで開いている上に、西欧(中欧もか)なら非情に閉まってしまう
休日にだって、少し営業時間は短縮されるものの利用できるのだ。

昨日食べたキビナイがおいしかったので、
レジ前に調理済み食品として並んでいるキビナイをここでも購入。
すると、会計のときにレジのお姉さんが何か言った。
首を傾げていると、お姉さんがレジの後ろにある機械を指差した。

電子レンジだ!
「あたためますか?」と聞かれたのだ!

すぐ食べるわけではないので電子レンジの利用はしなかったのだが、
この営業時間、さながら肉まんのようにならんだキビナイ、「あたためますか?」のサービス!

まるで某国のコンビニではないか!
はっきり言って、「これまでで一番辺境」と思っているこの国で、
こんな見慣れたサービスを目にするとは思わなかったものだから、些細なことなのにとても印象に残った。

……まあ、この便利なシステムが「働け働け」なソ連時代の遺物といえないこともなく、
資本主義国の癖してそれがもっと整っている国から来たのだ思うと
そんなに喜んでいていいのかと言う気はするが。

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