2009年1月19日

ヘルシンキベーカリー(北欧?)


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さていつものこまむしゃに比べると非常にベタでオサレなかふぇー、ヘルシンキベーカリーの紹介です。
最近オープンした西宮ガーデンズ、西宮北口駅から入ってきたらすぐの場所にあります。

この店を紹介するのは、ちょっと不純な動機から。

その不純な動機とは…
ライ麦パンをもっとメジャーに!もっと安く!入手しやすく!

食パンにライ麦がつぶつぶと入ったものや、ライ麦粉を混ぜてうっすら茶色のパンなどはよく見かけるが、
そうではなく、バルト三国の朝食で食べたような、
色だけ見たら子供がチョコレート味と間違ってかぶりついた挙句トラウマになりそうな正真正銘のライ麦パンに、
もっとメジャーになってほしいのだ。
食物繊維やミネラルも豊富で(バルト三国旅行中お通じに悩まされなかったのは
このパンのためではないかと思っている)、チーズを一切れ乗せてかみ締めながら食べるとおいしい。
たまに無性に食べたくなる。
現在日本で比較的簡単に入手できるのは輸入食材店のドイツライ麦パンだが、
少量で高い。
なんでだよー、小麦があまり採れない国の主食になってるようなパンがなんで食パンの何倍もの値段なんだよー。
まあ、日本人に一般受けするかと言われると確かに微妙だけどさ。

で、このカフェ兼パン屋さんの特徴は、そのライ麦にあえてこだわっているところ。
ライ麦の配合率を5-90%まで5種類用意し、Ruisという単位で表示している。
そのRuis90(ライ麦90%)を買って帰り食べてみたところ、我が家では大満足な味だった。
他にも色々あるテイクアウトのパンはちょっと値段設定が高めなのだが、
Ruis90に関しては多分輸入食材店と同等くらい。しかも多分本場のものよりも食べやすい味になっている。

写真のパンの盛り合わせは、イートインでセットメニューについてくるもの(単品もあると思う)。
(ちなみに一番茶色いパンは、本当にチョコ味である)
これに手前の皿の野菜ディップをつけてどうぞ、というわけである。
……まあ、そういう食べ方を本場でするかは知りませんけどそこはそれ、ライ麦の普及活動ですよ。
この日はこのパンにサーモンのグラタンがついたランチを食べた。
こちらもなかなかおいしいです(サーモンでかい…)。

しかし今のところ、ライ麦パンよりもシナモンキューブというのが人気ぽいです…しくしく。

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