2008年8月 3日

バルト三国トイレ事情

今回の旅行、出発前のガイドブックである一文が私を恐怖に陥れた。
「もしかして今回の旅行先ってかなり未開の地なの?」
その一文とは。

便器そばに籠がある場合、紙は流せないということなので使用後はその籠の中に捨てること

そんな国いったことNEeeee!

三国ともに書いてあるので不安になって、通常よりも除菌製品を多めに買い込んだ。
水に流せるティッシュも買った(←よく考えたら水に流せる必要はない)

いやしかし、だからってトイレ全体が不潔とは限らないし!
東欧のガイドブックにもそんなこと書いてあったような気がするが
実際にはそんなトイレには遭遇しなかったし!

・・・・・・ヴィリニュスの空港のトイレがいきなり籠つきでした。
確かに、別に全体的に汚いわけではない。ただ紙は流すな、というだけ。
(タリンの某カフェは真剣に汚かったが)

その後の経験から、どうやらバルト三国は「紙は流さない」がデフォのようだ。
問題は二点。
・巨大サニタリーボックスなのか紙用籠なのかわからないときがある。
・体に染み付いた動作で気がついたら紙を流してしまっている。

特にホテルは、自分たちの前に先客がないので(あったら嫌だ)わからない。
「これはサニタリーボックス」ということにして流してしまっていた。
で、外でもホテルでも、紙が流れにくかった、という経験は一度もない。
なんで流してもいいことにしないんだろう・・・?大量だと処理できないのか?

ちなみに、有料トイレではコインを支払ったところで紙を渡されたり自分でちぎって持っていくことが多い。
しかしこれも慣れない動作なのでとり忘れたりする。
結局、自前で「流せるティッシュ」を持っていくことは自己防衛と「な、流しちゃったけど一応流してもいいやつだし」
という罪悪感の軽減のためには結構オススメということになる。

ちなみに、トラカイ城内のトイレは1Ltもする。相場の二倍である。
「場所が場所だからってぼったくってる」と思いながら入っていったら
素晴らしく綺麗で料金にも納得してしまったので思わず写真を撮った(変な客)
こま 092minimini2.jpg

でもやっぱり紙は流せないんだけどね。

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コメント

えと、韓国は古いタイプのトイレだと流せませんでした。ガイドブックにも記載されています。すぐ詰まるんだって。自分の時に詰まったらいやだから普通にゴミ箱に捨ててました。サニタリーとの差は何となく分かったけど。
ちなみに日本でも、山小屋とか?水圧の低そうなところで、「紙は流さないで」表示を見たことがありますよ。くみ取りじゃなく、水が流せるだけましかと・・・。

韓国やそのほかアジアなら驚かないというかだから行かないw
EUだから驚くわけです。
ホテル以外は大体先客でわかるんですけどね。流れ作業で気がついたら捨てたあと、という。
もちろんちゃんと籠に入れた時も多々ありますよ。
外人が泊まる前提のホテルは真剣に困るなら注意書きでもするんじゃないかなあ(街中でもそんな表示は見たことがない)、と思うと、流せる性能は実はあるのでは?とも疑ってます。

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