2005年5月30日

Gran Micaela y Dago (南米チリ)(神戸市)

「グラン ミカエラ イ ダゴ」・・・と、読むらしい。
日本で唯一のチリ料理・・・らしい。南米の、細長ーい国である。

店に入ると、いきなり目に飛び込むのはモアイ像。
そう、イースター島が属するのがチリである。
そうはいってもモアイ像は食べられないのでおいといて。

基本的にメニュー一つ一つに解説がついていて、
そのおかげもあって「なんじゃこりゃ?」というものは少ない。
特徴は、結構魚介類メニューが多いこと。
しかも、チリは生で食べる習慣があるらしい。
セビッチェ(ちょっと不確か)というメニューがそれで、
さまざまな魚介類をライムだのなんだので和えたもの、らしい。
ぜひ食べたかったのだが売り切れていたのだ・・・

私が気に入ったのは「とうもろこしのグラタン」。
とうもろこしの甘さがいい感じ。とうもろこしってところが南米らしいし。

付け合せのパンには、自家製のローズヒップ入りバターがついてくる。
そうだ、ローズヒップもチリ原産だったっけ。

デザートにはチリモヤアイスを頼んでみた。
チリモヤはアンデス原産のフルーツらしい。
ちょっと酸味がありそれでいてまったりしているので、レモンを利かせたチーズケーキがアイスになったような感じ。
これもまた食べたくなる味。ただし、まったりなのであれ以上のサイズで出されたらちょっと辛くなるかもしれない。

飲み物はチリワインがたくさんある。
元スペイン植民地でワインが取れるわけだから、サングリアももちろんある。
そして、変り種はマスカットのお酒(蒸留酒?)、ピスコ。
サワーで頼むと、白くて、ちょっと甘いお酒がでてきた。

そうそう、ここにはモアイ以外にもう一つ食べられない名物がある。
この店を開いたチリ人のおじ(い)さん(ダゴベルトさんというらしい)の、
ギターと歌による生演奏。
店中に響く声でスペイン語の民謡らしきものを歌う。
ただし、気が向かないと何の演奏もないみたい。
逆に気が向いたときは2回くらい演奏していたり・・・。

あまり癖のない民族料理。エスニックと構えなくても普通のレストランとして訪れても
いいんじゃないでしょうか。

神戸市中央区中山手通1-13-10 阪急三宮駅から北へ。ハンター坂東側

自前web pageはない模様。「チリ料理 神戸 ダゴ」でぐぐるといろいろ紹介が引っかかります。

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