【ヴィリニュス】夜明けの門・テレサ教会
ウジュピス地区(ある意味アキバみたいなものか?)を横目に円形城塞を目指して歩くが、
改装工事中。次の名所であるはずの聖霊教会は入り口がわからない
(実は反対側の通りにある)。
あれー?といいながら歩いていたら、思いがけず別の名所、「夜明けの門」についた。
もちろん道の先にあることはわかっていたが、なんだかあっけなく見つけてしまった。
この門は、かつてはメーディニンク門という城門だったらしい。
市街の外から見ると「ふーん」という程度のものなのだが、
この門の特徴は
霊験あらたかな教会を兼ねている
というところなのだ。
写真は市街内から見た夜明けの門。二階部分になにかあるのが見えるだろうか。
これ、奇跡を起こすという聖母マリアのイコン像なのだ。
ヨハネ・パウロ二世も訪問したというからカトリック公認である。
(隣のポーランドの人だから、身びいきもあるのかもしれないが)
ちょっと門を通り過ぎたところからこの二階部分に上がれるが、我々が行ったこの日も
観光客よりもお祈りに来ている人が多いような印象だった。
そんなに広くないので、こっそり写真をとるなんてことも出来ず…って相方は一枚撮ったが。
イコン像の左右の壁はハートが沢山浮き彫りになった銀板で覆われている。
祈りをささげたか、願いがかなったお礼にか、人々が奉納したものらしい。
・・・・・・絵馬みたいなもの?
通りから夜明けの門に入るのと同じ扉を、夜明けの門とは反対方向に進むとテレサ教会に入れる。
こちらは建物からしてれっきとした教会で
「ヴィリニュスの初期バロック様式の傑作」らしいが、内部もその形容に恥じない美しさ。
この教会あたりから、こまちゃは本気でバロック教会もいいじゃないか、と思い始めた。
しかしここも熱心に祈りが捧げられているため、遠慮して写真はとれず…
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