2007年9月17日

ロマン派が歌えない理由

今日ブラームスの「ドイツレクイエム」を聴いて来ました。

お誘いがあったので行ってきましたが自分からは絶対行かない自信があります。
だってロマン派、あまり興味がないのです。
ところどころは面白いと思うんだけどなあ。
で、今回この大曲(60分以上?)を聴いて好きになれない理由がわかった。

盛り上がる部分はいいんです。そこだけならやりたいです。
でも、静かな部分が歌えません。
ロマン派って、私の中では「ねっとり」という形容詞が割り当てられるのですが
その静か部分を長時間に渡りねっとり歌う気力と体力と集中力が足りません。
で、よっぽどわかりやすくねっとりやってくれないとわからないので
聴くほうもあまり好きではなくなる、と。

適度な長さの小品なら好きなものもあるんだけどなあ。

まあ、歌うほうに関しては、そもそも声質が合わない、てのもあるとは思いますが。
そうそう、この間とあるイベントで偶然お会いした音楽関係のイベントプロデューサーの方に
「趣味で歌やってるんです」といったら
「古楽とか似合いそうですね」と返された(←某モノノケな声楽家さんにも言われたことがあるので多分正しい)。
喋っただけなのに・・・。
でもそれだけ声にわかりやすい特徴があるのは、
自分のやりたい曲と方向性が一致している限りは長所だと思うので
胸をはってロマン派をまたいで通りたいと思いますw

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://komacha.egoism.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1299

コメント

あああ~~すげー分かるかも~~~。
60分以上続く一曲を聴き続ける、というのは一つの苦行みたいな気がします。

ブラームス嫌いのおれ様が通りますよと

ナカーマ。

でもしいの発言は意外だな。全然平気なのかと思ってた。
ところでishiiさん、ブラームスが嫌いなんですか
ロマン派が嫌いなんですか?

うむ。実はロマン派どうこう言えるほど
ロマン派の音楽は知らないんですよね。
まあそれぐらい興味がなかったということなんで、
そういう意味ではナカーマなのかもしんない。

でも我が愛しのブルックナー様は
分類したらロマン派なんだよな。
なのでたぶんロマン派が嫌いなのではないんだと思う。

えー、ブルックナーお好きだったのですか。
それも意外だ。
私はテデウムしかわからないです・・・

ていうか、根本的にクラッシックに暗すぎなんだと思われorz

コメントする