2006年11月17日

なぜか布。

週末の演奏会を聞きに来てくれた某嬢が、
こまちゃの声を評して「布のよう(感触が)」と言ってくれた。
声を布に例えられるのは、記憶にある限りで二回目なので、
それなりに的確な表現なのだろう。


ところで、こまちゃは昔よくヘタレイラストを描いていたが、
その際には人物を貴金属よりは布を重ねて飾る傾向があった。
金属や宝石の質感を出すのは難しいから描かないという面もあるのかもしれないが
それでも描きたかったら多少は練習すると思うのだ。
それよりは「この布は紗だから線を多めに、こっちは厚い布だから線は少なく、
風のなびき方もかえなくちゃなー」なんてことに精をだしていたのだから、
やっぱり「布がすき」と言っていいだろう。
(某漫画家が某ゴシックサスペンスシリーズの初期、背広にまでやたら皺の線を入れていたのが気になって仕方なかった)

まあどちらもヘタレな自己表現法であることに変わりはないが
ひとつのキーワードで括れるところが面白い。

私自身のキーワードなのかもなーなどと妄想する秋の夜長。
(他に思い当たる節は別にないが)

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