にたもの
ふと思った。
日本の仏教と近代までのカトリックて似てるよね。
経典が一般人に読めないところが。
ミサにしてもお経にしても、ほんとのところ何が書いてあるのか全然わからない。
それを解釈して噛み砕いたものをお坊さんがみんなに説教するのを信じるしかない。
ついでにいうと、宗教のはずなのに戸籍みたいなもん扱う役所の役割をするのも似ている。
違うのは、仏教には教皇がいないところかな。
これは日本では仏教の概念と関係なく「天皇」がいるので並立しようがない。
政治権力に使われるか、政治権力を振るうかというところは大きく異なる点だな。
それと、仏教には未だにお手軽な日本語訳がないところ(膨大すぎるんだろうけど)。
だれか作ってビジネスホテルの引き出しに配布してくんないかな。
ちょっと読んでみたい。買わんけど。
コメント
うーん。
ダライラマってどうでしょう??一応彼は法王らしいんですが。
ともかくも、日本の仏教は諸派に分かれていて、それぞれ本山とかあって細分化してるからなあ。
法隆寺の前のトップとか永平寺の禅師とか有名だけれど日本の中の話だけだろうし。
経典の日本語訳、手塚治虫の「ブッダ」はだめでせうか?
室町時代の蓮如とか庶民に分かる言葉に訳した人だと思うけれども、彼はさしずめルターみたいなもんか?
Posted by しい at 2006年3月18日 03:27
いや、あくまでも「日本の」仏教の話です。>ダライラマ
中国の人は一生懸命経典を母国語に訳したのにそのまんま止まってるから。
日本の識字率って昔から結構高かったんだし「かな文字経典」とかできてもよさそうだと思いません?
ブッダは、信者からの運動ではないからねえ。どちらかというと阿刀田高の「~を知っていますか」シリーズと同じ位置づけだと思うです。あと、生涯しか解説していないので、聖書のなかの「福音書」しかないことになっちゃう。
でもブッダ全巻ビジネスホテルに備えてたら・・・寝られないな。
Posted by こま at 2006年3月18日 11:43
記憶に自信がないんですが、
どこかのホテルに法華経の英訳があった気がする……。
きっと気のせいだ。たぶん。
Posted by いしい at 2006年3月20日 00:30
たた確かに。
>こまちゃちゃん
……と思ったのだが、所謂新興宗教系ならそれに近い経典は
それなりに出回っているかも。
あえてどことはいわないですが。
日本は細分化しちゃっていて、それら全てに本山とか色々な制度を決めているからややこいですね。
永平寺の禅師や法隆寺の前トップとか、それなりに現世の人にも知られた人っていることはいますが……。
Posted by しい at 2006年3月20日 00:48
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