2005年10月11日

さてさて。

会社に確認して「現行では旧姓使用は(一切)認められていません」と言うお返事を
もらってしまいましたよ。

(酔った勢いのフリして「なんで認めてくれないんですかあ」と人事の方に聞いたら
理由じゃなくて「勝手にやってる人はいるけどねえ」という返事が返ってきた・・・やっぱりコストと手間が嫌なだけか?)

これまでにもこういう要望した人いるらしいんだけどね。
自分がどこまでこだわるもんなのか、そのときが来ないとわからないとも思うんだけどね。
でも、選択肢がなくて強制されるのは嫌なんです。
というわけで、これまでの人はあきらめたのかもしれないけど、最後まであがいてみようと思います。

具体的には組合に要望書をだしたいなと。
このへんは二つ上の上司位までは容認してくれそうです。
メールで偉い人に直訴ってのも考えたんだけどリスクでかすぎなのでちょっと却下。

こまちゃの悪あがき、応援してくださる方はこの続きも読んでくださいませ。

んで、今日はネットで資料集めをしてました。
「こういうことを書いて提出して会社に認めさせた」というような成功例が見つかれば
一番よかったんですがそういうのがでてこないので延々さまよってヨレヨレ。

そんななかでいくつか知らなかったこと。
・パスポートは旧姓併記できる場合がある(私の場合はちょっと根拠薄いな・・・なんかあるかな)
・平成13年に、すでに全官公庁に「旧姓使用したい人にはさせてやれ」という通達が出ている。(私は自治体ごとの対処による、と思ってた)
http://homepage1.nifty.com/album/bessei/bessei64/64_0000arekore.html#kunino

さて皆様。現在私が欲しい資料は
・旧姓使用を認めることによる企業側のメリット
・旧姓使用を認めることによる企業側のデメリット(どれくらいコスト増になるのか、など)
・旧姓使用をしている企業の数(98年時点で約36%とのデータはよく見る)
などです。
他にも、説得に使えそうな資料などありましたら教えていただけるとうれしいです。

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コメント

http://komacha.egoism.jp/komakagami/archives/2005/05/post_143.html
とりあえず前スレ?貼っとくね。

おれの考えは、そこのコメント欄
http://komacha.egoism.jp/komakagami/archives/2005/05/post_143.html#c293
に書いたとおり。まず変えるべきは制度ではなく、人の意識です。

なお、通姓使用が認められている会社でも、労務管理に関するものなどは、戸籍上の氏名を使用しているはずです。おれの会社でも、タイムカード、給与明細の氏名、健康保険関係などは戸籍上の氏名のようです。

all or nothing で考えるのではなく、
(1)周りの協力で達成できること(同僚や上司の理解と協力)
(2)社内全体での制度改革
の2つを分けて考えて、まず、(1)から実現できるようにしてはどうでしょうか。

(1)の段階は
・職場での呼称
・部(課)内文書
などが該当します。
・会社から出される通知(人事異動とか)
・会社への提出文書(出張申請とか、立替払請求とか)
などが(2)の段階ね。

最後に。
なんというか、こまちゃをみていると制度にとらわれすぎのように思います。
制度(ルール)なんて、人が幸せになるためにとりあえず決めているものにすぎず、絶対なものではありません。
制度を変えることはみんなが無条件にハッピーになれることかもしれないけど、自分がまずハッピーになる必要があると思うんだけどなあ。

給与関係は、社会保険や税金の納付が、戸籍名でしか手続き出来ないんです。まあ、これは、仕方ないですよね。
最近は、旧姓で表紙を書いて、賃金台帳(給与明細のコピーを保存する義務があるのです)は戸籍名で書くソフトもありますけどね。

人事系(人事異動とか)も、普通は給与と同じシステム上で動いているので、多分、連動だと思います。
「旧姓使用」が出来るようにしているシステムを使ってなければ、人事の人が毎回手作業で変えるか、書類上は戸籍名で我慢してね、って事になります。

で、一番通りやすい主張は、
1)私の使用する印と名刺、電話帳を旧姓にして下さい
2)書類は、給与人事関係以外全て、旧姓で書かせて下さい。
3)かつ、新しい姓は総務以外の誰にも教えない(私はコレ)
  電話ももちろん、旧姓以外の時は切る。

ではないかと思います。いきなり妥協案で御免なさい。

えとですね、まず、私は「給与の関係が戸籍名になるのはわかってるんで、名刺とか名札を旧姓使用させてください」
と言う形でお願いしました。
ところがこれも「認めない」なのです。
勝手に新姓の名札とか送られてくるらしい。
というわけで、うらさんの(1)すらもあやしい感じです。

というわけで、さくらちゃんの提案は私にとって妥協案ではなく、「そうなって欲しい」という、希望通りの案なんです。そこまでできたらとりあえず文句はいいません。

んで、とりあえず、周りには「ニックネームってコトでずっと「こま」で呼んでください」とは、ことあるごとに言ってます。

そもそも、旧姓使用が出来ないという事実自体を知らない人も多いんですよねー、会社に。
それも一緒に言って回ってますが。

ちなみにこれ、身近な人の人事の知り合いに個人的にたずねて、その人が本社の人事に確認したうえで返ってきた回答です。
「これからもこういう要求が出るかもしれませんが現行では認めません」
と。
要求があることも知っていてそれでも認めないらしい。
どーすればよかんべ。

「自分のものなのに、自分より他の人が使うことの方が多いものってなーんだ?」っていうなぞなぞがあります。答えは、そう、「名前」。
「名前」なんて、その人を指すものとして他の人に「使われる」ことがなければ、意味のないシロモノなわけです。
逆に言えば、戸籍上、また会社の制度がどうあれ、あなたの顔を知っている周りの人が、あなたの名前として旧姓を使い続けてくれれば、それは意味のあるものとして生き続けていきます。

ここが出発点であると考えてください。

だからまず、国家や会社とかいうものが認めないとしても、あなたの顔を知っている周りの人に、呼称として旧姓を使ってもらうよう働きかけることが大切です。
同僚は理解してくれるでしょうから、上司に理解してもらうことが肝要です。人間としての尊厳に関わる主義主張として訴えれば、上司も無下にはしないでしょう。また、上司は一人ではないはずなので、理解してくれる人から口説き落としましょう。

> 名刺とか名札を旧姓使用させてください

これは、「会社の配給物としての名刺・名札を変更しろ」という会社への主張であれば、私の分類だと(2)にあたる事柄だと思ってます。
その前に、名札は古いのを使い続けるとか、名刺は今のうちに大量に発注しておくとかの手段によって制度に逆らっていく態度を示すようにしてはどうでしょうか。
このときに必要なのは、同僚や特に上司の理解と応援です。上司の手心でどうなることなんてたくさんあるわけですから。

たぶん、そうやって味方を作って、実績を作らなければ、制度を変えるのは困難でしょう。制度を変えるには、いろんな人の応援が必要です。味方がいれば、今ダメでも、この先いくらでもチャンスはあります。決してあきらめないこと。

たしかに名刺はいまのうちに発注しておこう・・・。

んで、名札の件ですが、今はうらさんがおっしゃるように
まわりに「こまって呼んでね」で、さしあたりは何とかなると思っています。
問題は、大規模な人事異動がないとはいえないこと。
そしたら、初対面の人で構成された部署で名札だのなんだのと違う名前を呼んでくれ、というのは周りにとって迷惑なんじゃないだろうかと思ってしまうのです。

#あたらしい名札にテプラシールとかで「こま」って読み仮名入れたら怒られるかな・・・問題周知にもいいと思うんだけど。

> 初対面の人で構成された部署で名札だのなんだのと違う名前を呼んでくれ、というのは周りにとって迷惑なんじゃないだろうか

そんなことはないでしょ。

つーか、迷惑だったらやらないの?

旧姓使用ができる弊社でも、人事発令は全て新姓なのですが、
現場が混乱するのは初めの3日間くらい。
名前を呼ぶちう事実が新姓という真実を上塗りしていきます。

とりあえず、会社の制度が変わらないままですり抜けるには。
1)キンコーズで旧姓の名刺を自腹で作り配布する。公文書じゃないし詐称に問われるシーンはあまりないと思われます。(詐称にならないためには新姓と旧姓を併記した名刺を作るのがベストかもしれません)
2)会社の名札を身に着ける一方で、より派手で大きくて目立つ自家製名札も一緒に身につける。
3)社外で旧姓使用したい時(論文を提出するとかでしょうか?)は瞬間離婚・籍を入れ直すを繰り返す。これをいちいち会社に申請する。あまりの事務手続きの面倒さに、会社もきっと根を上げるに違いありません。

おはやうございます。

>うら さん
迷惑をかけると、その分理解者が減るかなあとおもったんですが…大丈夫ですかね?
まあ、今のところそういう異動の話はないんですが。

>しい
そうか、旧姓使用してても人事発令は新姓なんだ・・・そんじゃ似たようなものか。

頻繁にいみなく離再婚を繰り返す、は私も考えましたが喧嘩売ってるの見え見えだしなあ。
論文は、実は会社で使っている名前とは別に旧姓使用が出来るという話も聞いたんですが・・・会社の業績を発表する場合だと縛りがありそうだなあ。
とりあえず、自作名刺と今のうちの名刺発注ですね。

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