2004年5月16日

優雅に週末

日曜日は天気が悪いというはなしだったので、土曜日に中之島公園にいってきました。
中学校の社会見学以来なので、もうN年ぶり。
目的はバラ園。
ちょうど、会社で配られてる情報誌に関西のバラ園情報が載っていたのだ。
小学校くらいのころ、祖父母が来阪したときに万博のバラ園を通りかかった。
目線と花が同じくらいだったせいもあるだろうけど、とても印象に残っていて
あの景色をもう一度、と思っていた。
中之島は同じくらいの規模らしい。

どうせなら5月の日差しの中日傘をさして優雅にバラを鑑賞といきたかったところだけど、
あいにくちょっとうすぐもり。
まああまり日差しが強いと、また花のランドマーク(さまこま参照)に目をやられてた
かもしれない。


バラ園といえばアンソニー・・・というのは私周辺の世代の女性には結構多いんじゃないかと
思うのだがどうだろう。漫画「キャンディ・キャンディ」にでてくるキャンディの初恋の人で、
バラの品種改良が趣味のお坊ちゃま(アメリカなので貴族とは言わないがイメージは貴族)。
もうそのバラ園の広大なことといったら。
中之島公園には数千株のバラが植えられていて、公園中がかすかに甘い香りがするほど。
なのに、私は「あれ?でもこんなもんか。少ないなー」と思ってしまった。
その原因がおそらくは「アンソニーのバラ園」だとおもう。あの「一面バラ」のイメージが強いのだ。
いったい何株あったんだ。
バラというのはたしか、剪定をまめにしてやらねばならなかったり、肥料がたくさんいったりと
非常に手間のかかる植物だったはず(・・・星の王子様のバラほどじゃないにしても)。
それをじいや(名前忘れた)とふたりだけで世話してるのだ。
可能なのか?いつもきれいな格好で登場していたがそんな格好で世話なんか出来るのか?
全部じいやがかぶってたんだとしたら・・・ごくろうさまです。

見てみてわかったことだが、こまちゃがぱっと思い浮かべるバラは
花束の中のバラで、それはまだ結構咲き初めの花だったらしい、ということ。
見ごろの限界が近かった感がある昨日見たバラは、牡丹もかくやというほどに大きく花開いたものが
多かったのだ。
世界各国で熱心に品種改良が行われているだけのことはあり、一口にバラといってもさまざま。
まるーくおさまっているものもあれば、花びらが丸まって花自体がトゲトゲにみえるものも。
また、色も単色のものからグラデーションのもの、はては同株なのに色が違う花をつけるものまである。
アジサイのように、花の開き具合で色が変わるのかもしれない。
ついでに、トゲの量もモノによって違う気がする。
野生に近づけて一重のものもあった。
私はあんまり花がトゲトゲなのはすきじゃない。
色も淡い感じのほうが好き。あちこちに植わってたので印象が強いというせいもあるけど
白バラの「シュニービッチェン」とか、よかったなあ。
キャンディが自分の名前をつけた新種のバラをプレゼントされるシーンがあったけど、
新種じゃなくても、これだけたくさんの種類の中から自分の好みにぴったりのバラをプレゼントなんてされたら
かなりくらっとくるかもしれない。
・・・さしあたりそういうの、もらうあてはないので自分で一鉢買おうかと思ってしまったのだが、
この大輪の花ににあう置き場所はないと思ってあきらめよう。

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