2007年8月 5日

ぽぴらぴぱ(魔笛)

オペラ「魔笛」を見てきた。

小学校2年生の大晦日、テレビの魔笛を夢中になってみていたのに、
第二幕の終盤近くになって父に「もう遅いから寝ろ」と怒られ泣く泣くラストをあきらめた。
(ちなみにその次の日の元日からしばらく、母、妹と共に夜の女王のアリアの高音部分を歌っていた。
あのころはらくらく出たのになあ)
それ以来、妙にひねくれて全幕見たことはないという因縁のオペラである。

まずホールは総木張り(?)で派手さはないけど、
つくりとしてはハンガリーで入ったオペラ座と変わらない、立派なホール。
舞台に傾斜までついてるし・・・(これは今回特別に作ったみたい)
席は最前列、中央線から2, 3席ずれただけのど真ん中で指揮者まで2m弱!
序曲が始まったらいきなり佐渡さんのうなり声が聞こえましたよ。
(指揮者って結構自分自身うなりながら指揮をする人が多いの?)

演出がとても斬新でおしゃれ。僧侶たちみんなスーツだし。
どっかの有閑クラブですか?
そして夜の女王の飯田みち代さん、すごい存在感だ・・・。
動きの一つ一つがとても綺麗。
そしてあのアリアの難関部分をそんな姿勢で歌いますか。すげー。
全般に女性陣、露出度高い・・・

「なー、出演依頼が来る段階では演出の細かい部分も衣装も何も聞かされてないんやんな。
衣装の拒否権てないんかな・・・」
「ないんちゃうか・・・」
特に私はパパゲーナの衣装は絶対着れない(←こちらもすごい美人だった)。

もう一回、見られるもんなら見たいなーと思う舞台でした。
もっというなら童子とかに紛れ込んで出演したい・・・

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