2007年6月28日

MMR再び

光母子殺人事件のニュース。
もう突っ込みどころ満載過ぎて何を言っていいのかわからない。
「この弁護団の人たちって、死刑廃止論者の集まりなんでしょ?最初の裁判が誤りだった
とか言っても死刑廃止には全然結びつかんよな」
「うん、全く。死刑廃止を訴えるにしても戦術を完全に誤ってる」
「つかこれ、裁判員制度になったら速攻死刑ちゃうん」

・・・・・・はっ!

「俺達はなにかとんでもない思い違いをしていたのではないか?
あの大量の弁護団は死刑廃止論者だと言われている。
今回の事件を引き受けたのはそのためのパフォーマンスなのだと。
だが実際やっていることと言えば、突っ込み放題の証言をさせて世論の怒りに火を注ぐことだけだ。
この一連の報道で、世間一般の人はどう思うだろう?」
「さっさと死刑にしてしまえ、とか・・・?」
「そうだ。少なくともこまちゃはそう思っている。今更何をいうか、と。
そして近い将来、その世論を反映できるモノが導入される。」
「ま、まさか・・・」
「そう!裁判員制度だ。だが現在、裁判員制度は評判がよくない。
司法判断に素人が責任をもてない、拘束時間が長いなど理由はさまざまだが。
だが今ここに、多くの人が怒りを以って自分の判断を反映させたいと思う事例が出現したのだ」
「す、すると」
「そう!あの弁護団は、裁判員制度導入を円滑にするために法曹界が送り込んだ工作員だったのだ!」
「な、なんだってー(AA略)」

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コメント

アメリカの陪審員制度との差違も理解せずに、
裁判員制度に脊髄反射で騒ぎすぎなのがなー。

んーごめん、私も多分差異を理解できてないけど
とりあえず勝手に国民の義務を増やされるところが嫌。
しかもそれで会社クビになっても実質何の保障もないし
秘密を墓まで持っていく守秘義務を勝手に負わされるのも嫌。
裁判員制度は重大な刑事事件にしか適用されないらしいけど
それはつまり実際に導入して上記のようなことに苦しむ人は極少数派であるために多分救済制度も整いにくい。
少なくとももっと具体的な「騒がれていること」への対策整うまで導入を待てと私は思ってる。

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