2007年5月19日

処世術

こまちゃにしては珍しく仕事が忙しい上に、さらに珍しく高熱出る風邪までひいた一週間。
もちろん休んでる場合じゃないから仕事には行きました(だいぶ周囲に肩代わりしてもらったけど)
そんな状況でさらに「いくらなんでもそれはひどいだろ」なことがあり、
しかもそういう理不尽感じてたのが私だけではないことがわかったので、
泣き寝入りは絶対しないと決意。
ラインとは関係ないけど事情わかる方に相談して
「それは確かにどうかと思う。ちゃんと主張することはしなきゃ」と背中を押してもらい
ついに本人に抗議の直談判(味方寄り第三者という制御棒兼勇気のモトつき)。

「・・・で、・・・ですよね?さらに私、・・・って言いましたよね?
それでも・・・されるっていうのは、私にとっては・・・です」
「それはおっしゃるとおりです。配慮が足りなかったと思います。
でも・・・という事情があったのも理解して欲しいです」
「今初めて聞きます。事情ってなんですか」
「・・・が・・・で」
「それは先に連絡するのが筋でしょう?私が忙しいっつってもメールってものがあるんだから
多少タイムラグできても知らされないよりずっとましです」
「それは確かにそうです。余裕をなくしてました、申し訳ない」

・・・・・・以下延々と続く。

要するに、相手は基本的にはずっと低姿勢で謝り続けてるわけです
(言い訳には全部再反論した)。
それで結局こちらも矛を収めて、実務的な事態収拾の話に移ったんですが
帰宅してから反芻していたら、
とりあえず謝り倒すというのは、一種の処世術
だったのかもしれんなーと思い至った。
こう反論されたらああ言おう、こうきたらこう、わかってもらえなかったら更に上に訴えるぞ
と思っていたことはとりあえずしゅるしゅるとその場ではしぼむわけで。
(で、こちらも完全燃焼はしなくても感情的にならずそのへんで収めておいたほうが
後々に影響はしないわけだからとりあえずは私も助けてもらったともいえる)
そんな場合じゃないのに「ほほーう」と心の中で感心してしまった。

ところで
こういうときだけきっちり戸籍名で呼ぶっつーのは
「戸籍名と同じくこの謝罪も形だけのもので本心は違いマース」っつー意思表示ですか。

まあ「正式な謝罪には正式名で」という、180度方向間違った
誠意の見せ方だと解釈して何も突っ込まなかったが、はっきりいって余計なお世話だ。

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