2004年2月 4日

あさっぱらからおすすめ本紹介

いやもうすぐ会社行きますけど。

子供のころ、することがなくて退屈になると父親の本棚を眺めていた。
現在の私の本棚は、教科書以外完全に文系だが(それもどうだろう)、
父親の本棚はもっといろいろと混ざっている。
しかもどんどん増える。積読も混ざっているらしいのだが、おかげで大学時代
芸術学のレポートを家の資料だけで書き上げて優をとったくらいである。
(かわりに、図書館にいく習慣がつかなかったのは痛い)
中でも多いのが歴史系で、この部分は私とかぶっているので結構面白く読んでいた。
面白いと思えば大人向きの本でも子供は手をだすのである。
そして最近、「子供がいたら本棚にさりげなく置いておきたい!」と思う本に
であった。

「経済ってそういうことだったのか会議」(日本経済新聞社)
いまや誰でもしっている竹中平蔵さんが、だんご3兄弟のイラストを書いた
佐藤雅彦さんの質問に答えて経済を解説する対談。
ちなみに最初のネタふりは牛乳瓶のふた集め。いきなり身近になって読みやすい。

下の余白には用語の解説とともに、上の対談に即した佐藤さんのイラストが随所にちりばめられて
いる。ほのぼのしていい感じ。
そして、この「絵がついている」は重要。
私が今見ても和むが、子供がわけがわからないままにぱらぱらとめくる気に
なる。それを繰り返して、上の文まで読むようになったら御の字。

私は経済が全然わからないので、「こういう本をもっと早くに読んでおきたかったなー」
と思うことしきりなのである。

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