2004年2月27日

group eating

group meeting とかけて、グループ(普通の会社で言うところの課?)
で食事に行くことをgroup eating といったりしていたものですが。

実はこの一週間、元上司ウォレス(仮名)さんが再来日してました。
閉鎖に伴い、いろいろと引継ぎに来たのです。
最終日の今日はひさびさにgroup eating をしました。
研究所をすでに離れていたメンバーもちょっと参加しました。
そこで出た、ウォレスさんの秘話(?)。

ウォレスさんは日本赴任前、「外国の部署でも働いてみたいなー」と、
上司に言っていたらしい。
彼の念頭にあったのはUSAだったのだが。
「君に日本に行って貰おうかと思ってるんだよねー。返事は明日までね」
といわれてショックを受けた「にほんだってええええ!?」。
曰く
「だってね、日本についての知識はたった五つだったんだよ
1.狭い土地にたくさんの人
2.文字が読めない
3.言葉がわからない
4.変なものばっかり食べてる
5.Tons of Earthquake(地震がちょー多い)」

・・・へんなものってなんやねん。
ちなみにウォレスさん、刺身はいけるが豆系に苦手なものが多い。
味噌が納豆よりもだめらしい(納豆がもう論外にだめなのだが)。
あんこもだめ。そして魚、肉も骨格筋以外(内臓とか)はだめ。
まあ、外人さんはこんなもんかなと。
Tons of Earthquake って表現もすごい。が、気持ちとしてはわかる。
彼らにとってはちょっとゆれただけでもものすごく怖いらしいから。

そんなウォレスさんも日本に赴任後は
「もっといたかったよ。周りの日本勤務経験者はみんな「うちの会社の研究所の中で
一番いいところだ」っていうよ」
というまでに至った。ちょっと自分の国に自信がもてる瞬間。
その研究所はもうすぐなくなってしまってみんな散り散りなんだよね。
ウォレスさんを交えてこんだけ集まれるのはきっと今回が最後だね。
みんなでちょっとしんみりしてしまった。
ここで言ってもしょうがないけどさ、ウォレスさん。
私、最初にかかわった外人さんがあなたでほんとによかったよ。
仕事で険しい顔することもなかったわけじゃないけど、
勝負服ならぬ勝負コロンのにおいのきつさはどうかとおもうけど、
ほんとにいいひとだもの。
お世話になりました。元気でね。

ちなみにウォレスさん、週末に神戸で買出しをして帰るらしい・・・。
ドイツで買うとバカみたいに高い日本食、そしてドイツでも大流行の
ベイブレード。日本のものが本家だと思われてるので、それを持っている
彼の子供たちは鼻が高い(元から高いが)そうな。
今回は買い物リストを渡されたとか・・・。

1,2年のうちに絶対ドイツに行くぞーーー!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://komacha.egoism.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/621

コメントする