2004年3月29日

最終日でした。

本日、現在の会社最終出勤日でした(←自分でそう決めた日が最終になります)。
会社の日本庭園では、連翹はこんもりと黄色くなっているし、
各種桜もそれぞれに咲き初めてきたところだったので残念さはひとしお。

同期の子はあちこちの写真を取りまくったらしいです。
私は一枚もとってません。
淡白とか、用意が悪いといってしまえばそれまでなんですが、
やっぱり、素人(少なくとも私)が撮っても、その景色に感じていた空気までは
残すことは出来なくて、そうするともう出来のいい偽物でしかない感じがしてしまう
からです。そして、その写真をなんども眺めるうちに、その写真から受ける印象を
実物からも受けていたように記憶が塗り替えられていきそうな気がして怖いのです。

かつて働いていたラボの前に行ってみました。
機材も運び出され電気が消えた室内は寒々しいのだけど、その部屋の前の廊下まで来ると
頭の中でかつて聞いていたモーター音(真空ポンプの)がよみがえりました。

私が残しておきたいのは、やっぱり元気に稼動していたころの研究所なんだと思う。
今の写真は、今は欲しくないなあ。
いつか後悔するのかな。

車で、転職にあたり引っ越した新居まで帰ってくる途中。
今までは気にしたことがなかったんだけど、
風向きのせいか、大阪あたりからずっと潮のにおいがしてました。
そのにおいは、海からは離れた新居周辺でも続いてました。
盆地を二つ転々としたあとだったので、ものめずらしさで鼻をくんくん言わせてましたが
これからは、この潮のにおいのする場所が本拠地です。

2004年3月27日

告知。

本格的引越し体勢となってまいりましたこま邸です。
明日とかあさってあたりはネットにつないでる暇ないかもしれません。

んで、その前に告知です。

こまちゃの再出発を記念して(しなくてもいいけど)
ひさびさのこまオフ、しましょう。(ひとが集まったら。)

私は11日まではかーなーりー、自由が利くのですが皆さんそういうわけには行かないと思うので
候補日はたぶん4月4日か11にち(どちらも日曜日)ってかんじじゃないでしょうか。
どっちにしてもこま邸はまだダンボールがつまれてると思いますが。
(注文した家具がしばらくこないんです)

4日だとしたら、ゆっくり出来るんで私の好みにより
ホール・オブ・ホールズ六甲にいく

こま邸にて宴会?(人数dependent)
てかんじでしょうか。
11日は次の日初出勤なので無理は出来ませぬ。

というわけです。

こまちゃもリセットすることだし(それはまずいだろう)、
今まできたことがないという人もヴィルコメン!(ドイツ語)

いつものようにメールか掲示板でエントリーしてください。

2004年3月17日

いいんですけどーべつにー。

今の会社の人達のあいだでこれからも連絡を取っていくための
メーリングリストを立ち上げて(出来合いの品を借りました)私が管理してるんだけど
「誰が入っているのかしりたい」はともかく、
「メールアドレスも一緒に公開してほしい」
「住所録もこの際作ってよ」

・・・それらをいっせいにオンラインに流せと?
一度トラブルになったからオンラインで住所は出したくないといっているメンバーも
いるって言うのも説明したのに?
会社を離れても全員とそこまで密接なつながりもちたい人同士かどうかわかんないじゃん。

これを言い出したのは、普段、イントラネットの構築とかなんとか、
パソコンの前でお仕事しているおにーさん=うちの部署で一番ネットに詳しいと思われる人。
「それにMLに投稿したひとのアドレスはヘッダー見たらわかるじゃないですか」
「うちのメールソフトじゃそんなの表示できないよ」
「なんですかそのソフト」
「○utlo○k。」
「・・・」

ねーこんなもんなの?こんなもんなの?

私が神経質すぎるだけっすか?

2004年3月15日

ただいま。

とりあえず帰ってきました宣言です。

未だ一つも引越し荷物が梱包されていないという現実が待ってるわけですが。

えと、旅行記も書くつもりでいます。
写真つき(レンズつきフィルムでとったもの)ものせるつもりなので
ちょっと時間かかるかもですがおまちくださいませ。

これだけではなんなので読書感想文でも。
旅のお供に、100円で買った文庫を持っていきました。
最近のマイ流行は塩野七生なのですが、彼女の書いたエッセイがあったので
それにしました。
普段歴史ものを書いている彼女が書くエッセイってどんなだろう?と。

「男たちへ~フツウの男をフツウでない男にするための54か条~」
という題。

なんというか、女性向けに書かれた、森瑤子の「非常識の美学」を
思い出さずにはおれない本でした。
普段の著作が全然方向性が違うのに「スタイルを持て」という主張において
この二人の姿勢はとてもよく似ていると思う。
西欧へのうわべだけの憧れを通り越し、精神性まで理解した上でそれに対する
日本人としてのアイデンティティを考えている、というところだろうか。
ほんとの意味でのオシャレ、かっこいいってこと、について考えさせられる一冊。
(いや、考えるというよりのせられてこの路線でいこう、と思ってしまう一冊?)

断っておくけど、別に私はこの本を読んで誰かをフツウでない男に教育しようとか
そういうことを考えたわけではない。男を相手に書いているけれど、根本は女性にだって通用するし、
女性の立場から読んでも十分に面白い。
そういう中から、「イタイけど、真実だなー」と思った一節をご紹介。
「日本では、教育はあっても教養のない男(これは女でも同じだが)は、まったくはいて捨てるほど多い」
・・・イタタタタ。

・・・そしてまた「安いけど捨てられない本」が増えるのであった・・・
(いや、これは何度か読んだら処分します、はい。宣言。)

2004年3月 8日

卒業旅行

ではないけど、今晩から旅に出ます。
海は越えないけど箱根の山は越えます。
早かったら土曜日くらいには更新してるかな?
どっかでネットできたらチェックもしますけど。

引越しやさんは、私の後もう一件同じ会社の人の見積もりに行き、
「ここも本多いですねー。さっき行ったこまさんのうちも多かったですけどねー。」
といったらしい。
・・・他でまで言いたいほどに多かったのか?

でもうちにはどう考えたって800冊もないです。マンガ入れても。
(おーり、いっそ808冊とかいってみてはいかが)
いったい、日本の一人当たりの平均蔵書数はどれくらいなんだ!?

2004年3月 7日

うれしがり

今日のネタは「おとねんそう」と共通です。
よほどうれしかったと見えます(人事か?)

土曜日、プロとして数々の舞台もこなしているソプラノ歌手の先生が来て女声の発声を見てくださいました。
んで、ひとりひとり「あなたはリリックね」とか、声の種類(というと語弊があるな)
を判定してくれたのです。

んでわたしは。
やたらスタッカートとか細かい動きとかさせられるなーと思ったら案の定
「コロラトゥーラ・ソプラノ」といわれました。
・・・えー。どう説明するとよいのやら。
自分でもちゃんとわかっていない気が・・・。
吹奏楽で言ったらピッコロです、たぶん。高い音域で、ころころと細かく
動いてなんぼ、なソプラノ。

ここ何年か、いくらがんばっても声が少年少女合唱ぽいこととか、
遠くまで飛ぶ(こともある)けどぜんぜん響きが太くならないことが悩みだったのだけど、
この先生は
「あたりまえよ、コロラトゥーラはコロラトゥーラにしかなれないんだから」
というようなことをばっさりといってくれたのだ。
(そういう本人は「こういう曲が歌いたい!」という一心で体格改造しちゃったらしいが・・・)
なんというか、ああ、このままの方向でいい(?)んだあ、と思って
一気に気が軽くなりました。
しばらくは、機会があったらコロラトゥーラ向けの曲を練習しようと思います。

・・・問題は、世によく知られている曲(サラ・ブライトマンとかが歌うような曲や、名の知れた
オペラの曲など)はほとんどコロラトゥーラ向きじゃないってこと・・・。
そういうのを無理して歌うな、というお達しも出たのでちょっとサミシイ。

2004年3月 5日

へらせどもへらせども

いや体重じゃなくって(誰もそんなことは言ってない)。

昨日、引越し屋さんが見積もりにやってきた。
ダンボールが何箱いるか、とか考えて予め置いていってくれるわけだが。

「本が多いですね・・・じゃあダンボールの小は30個置いていきます」

・・・多いんですかやっぱり。

じつはこまちゃ、この一年くらいで数十冊は売り払ったり
古紙回収に出したりしたのだ。
その結果、なんとか本棚からあふれない量まで減らしたというのに
この言われよう・・・
(引越し屋さんが本だといったその5分の1は確実に楽譜なんだけどね。)

そして引越しやさん。あなたには見えない伏兵がまだいるのですよ。
会社に持っていった専門の教科書類がね・・・・・・!!!
ふはははははは!!!

・・・ふう。

読書量が多くなおかつ本が少なくすんでいるという方はぜひアドバイスを。